東京国立博物館・表慶館で開催されている
『黄金のアフガニスタン』展に行ってきました。アフガニスタンは古来、「文明の十字路」と呼ばれ、シルクロードの要衝として繁栄し、多彩な遺跡や遺物が残っています。仏教関連遺跡ではバーミヤーン石窟、あるいはカンダハルにあるギリシア語とアラム語が併記されたアショーカ王碑文が知られていますが、バーミヤーン大仏は破壊され、碑文についても現状は不明です。
今回は、戦乱が続く中で、国立博物館の館員が秘密裏に運び出し命がけで守り抜いた名宝だけでなく、流出した文化財も展示されていました。流出文化財の保護は、日本も多大な貢献をしています。これらの文化財が少しでもはやく本国に帰還できることを願ってやみません。
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