2020年12月20日日曜日

節分会厄除け護摩祈願法要・参加者募集(令和3年1月31日)

 恒例の節分会の募集を開始致しました。令和3年度は、1月31日(日)・午前11時より厄除け護摩祈願法要を厳修致します。本年は、コロナ感染拡大を防ぐため、護摩祈願法要後に講堂前の舞台にて行っていた福まきを中止致します。また、参加者は厄除け申込者1名のみに限定させて頂きます。


 厄除け申込はホームページの「年中行事」に必要事項(①お名前②ご住所③電話番号④生年月日⑤年齢⑦ご希望の祈願)をご記入のうえ、お申込みください。詳細はチラシをご参照ください。また、下記のメールより、所定の事項をご記入のうえお申込み頂いても結構です。

 医王寺の護摩で、1年の家内安全・無病息災をぜひご祈願ください。多くの方のご参加をお待ちしております。

医王寺メール:info@iou-ji.jp


2020年12月18日金曜日

差し茅修理・伝統建築工匠の技

  11月下旬より、弘法大師堂の差し茅修理が始まりました。今回の保存修理事業は、栃木県や鹿沼市、さらには公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団から補助金を受けて実施されているものであります。弘法大師堂の修理が終わりましたら、引き続き唐門の差し茅修理も行う予定となっております。

 修理をご担当頂きます(有)熊谷産業様は、長年にわたり茅葺き屋根の葺き替えや修理などで大変お世話になっております。幸にも、今月17日に「国連教育・科学・文化機関」(ユネスコ)に茅葺き施工技術も含む17の技術「伝統建築工匠の技」が無形文化遺産に登録されました。

文化庁の報道発表

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/92709001_01.pdf

熊谷産業様が加盟する公益財団法人 全国社寺等屋根工事技術保存協会も、茅葺き・檜皮葺・柿葺など4技術で登録されました。古くから継承されてきた伝統技術が世界にも認められたことは、大変素晴らしいことであり、今後益々保存修理の重要性が高まっていくことになるのではないかと思います。

 工事は約2~3ヶ月ほど掛かりますが、何事もなく完了することを願っております。